700ml 46%

90年代ビンテージの人気モルト!!

本日のご案内はキングスバリー「シルバー」からの1本「ブレア アソール 1995 18年」です。
ブレア アソールといえば古くから人気のブレンデッドウイスキー「ベル」の味わいを作り上げる骨格。スコットランドでも最古の部類に数えられる歴史ある蒸留所で、黒と青のラベルをあしらったダンピーボトルやトールボトルのオフィシャル品を思い出すオールドファンの方も多いのではないでしょうか。
70〜80年代にかけては骨太な味わいのイメージがありましたが、それとはまた違う個性をもっているのが今回の樽。同蒸留所の代名詞的シェリー樽熟成ではありますが、いわゆる濃厚シェリーカスクというよりはなめらかな飲み口にフルーツやキャラメルなどの風味を伴った、よりキレイな仕上がりです。「シルバー」ならではの46%の加水により、じんわりと穏やかにうまみを増していくような印象があります。

そして何よりも注目していただきたいのがこの価格!!!!というのもこのボトル、当時の価格そのまま!良い意味で価格高騰の波に取り残されています。
今後、90年代半ばのビンテージのものがこの価格帯でリリースされることはないでしょう!!
名・実・価格の三拍子が揃った珠玉の逸品ですのでぜひとも皆さんお買い求めください!!!!

---テイスティングコメント---
独特のフレッシュクリーム感が印象的で、キャラメルとミルク、樽の香りにフルーツ香が重なり、
トロリとした滑らかさを持った個性的なブレア アソール。

【Blair Athol / ブレアソール蒸溜所】
蒸留所の創業は1798年です。その当時、蒸留所は敷地の農場の名からアルダワーと呼ばれていました。ブレア・アソールという蒸留所名になったのは、1825年に政府の認可を受けてからです。ブレア・アソール蒸留所があるのは、南ハイランドの保養地として有名なピトロッホリー。この町は夏目漱石がロンドン留学中に訪れた土地としても知られ、彼の滞在したダンダラックの館は、現在はホテルとして運営されています。蒸留所はそのピトロッホリーの町はずれにあります。

蒸留所名の由来は、アソール公爵の居城であるブレア城に因んでいますが、実際には蒸留所と城とは18キロメートルほども離れています。ブレア城は昭和天皇が皇太子時代に滞在(1921年)した城としても、日本人には馴染みのある場所かもしれませんね。なお、ブレア城のあるブレア・アソール村ははBlair Athollと綴るのですが、蒸留所名は最後の「L」を一つ省いてBlair Atholと綴っています。

仕込み水は蒸留所内を流れるアルト・ダワー川から引いています。大変清らかな川として知られ、1887年に蒸留所を訪れたアルフレッド・バーナードは、ここの水の輝きはまるでクリスタルようだと絶賛しました。なお、アルト・ダワーとはゲール語で「カワウソの小川」を意味していて、オフィシャルボトル「花と動物シリーズ」のラベルにもカワウソのイラストが描かれています。

ブレア・アソールはブレンデッドウイスキーのベルの重要な原酒です。現在ブレア・アソールのオフィシャルボトルは発売されてなく、原酒はもっぱらブレンデッド用に回されているようです。ですので、とても入手しづらいシングルモルトのひとつだといえます。しかし、以前出されていた「花と動物シリーズ」12年のストックはまだ市場に残っていますし、限定バージョンのオフィシャルボトルも過去に何度かリリースされています。見つけたらぜひ飲んでおきたいシングルモルトですね。
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